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『Gマーク』って?
このマークを見たことがありますか?トラックの前や後ろに、貼ってあるのをよく見かけます。
これは『Gマーク』といいます。
当社では平成19年にGマークを取得して今まで、ずっと継続しています。
『Gマーク』って何でしょうか?全日本トラック協会では、
トラック運送会社の交通安全対策などへの会社での取り組みを評価して、一定の基準をクリアした会社を認定する貨物自動車運送事業安全性評価といっています。
また、この貨物自動車運送事業安全性評価は、利用者がより安全性の高い事業者を選びやすくするとともに、事業者全体の安全性の向上に対する意識を 高めるため、事業者の安全性を正当に評価し、認定し、公表する制度ということです。
2018年12月13日現在、安全性優良事業所は25,343事業所あり、これは全体のの29.6%にあたります。
要するに、全日本トラック協会が安全性優良事業所として認定する制度です。
Gマークを取得するには
このGマークという制度のキモは、
① 利用者がより安全性の高い事業者を選びやすくするとともに、
という、お客様が運送業者を選ぶ目線と、
② 事業者全体の安全性の向上に対する意識を 高めるため、事業者の安全性を正当に評価し、認定し、公表する制度
という、運送業者の安全性を確保するための制度ですね。
②については、ドライバ―の就業に対する安全につながります。
Gマークを取得するには、
1.安全に対する法令の遵守状況 40点
2.事故や違反の状況 40点
3.安全に対する取り組みの積極性 20点
合計 100点 で80点以上得点しなければなりません。
認定機関、全日本トラック協会が 厳しく評価した後、認定します。基本的に有効期間は2年間です。
有効期間が過ぎると、更新の検査があります。
内容は簡単に言うと、例えば、
・休憩と休息の管理が出来ているか。過労防止ができているか。
・車両の整備は確実か。
・過積載をしていないか。
・指導、監督、管理はできているか。
・事故防止や事故に対する、再発防止はできているか。
等々ここには書ききれない多数のチェック項目があります。
Gマークを取得している会社は良い会社?
ドライバ―にとって、Gマークを取得している会社は良い会社なのでしょうか?
もちろん、それはいいに決まってます(笑)
法令遵守が基本ですから。反面ドライバ―に対する管理面はシッカリしなくてはならなくなります。
会社もドライバ―も決まりをキッチリ守る。お互い守って、納得して業務を遂行する。
私たちはGマークが絵に描いた餅にならないように、実践あるのみです。