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毎晩よく眠れますか?
睡眠は人間にとって心身の健康を維持するための重要な要素のひとつです。
睡眠の質は人によって様々ですが、やはり熟睡できる人と眠りの浅い人との健康度の違いは明らかでしょう。
人間は人生の4分の1(なんと20年近く)は眠っているのですから。ぐっすり眠れることは幸せなことですね。
あのホリエモン(堀江貴文)も分刻みの超多忙な毎日を送るには、睡眠が重要だと言っています。必ず6時間は睡眠をとるそうです。
でも世の中不思議な人はいるもので、私の知り合いにもショートスリーパーなる人がいます。
毎日3時間睡眠で全く問題ないそうで、私には全く信じられません。
日本人のサラリーマンの平均睡眠時間が6時間くらいでしょうか。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠の質がわるい人の特徴は、いびきをかくことだそうです。
睡眠中に息苦しく、鼻が詰まって、呼吸が一旦止まってしまう。そんな経験ありませんか?
もしかすると睡眠時無呼吸症候群(SAS)かもしれません。
SASとは睡眠中に舌が垂れ下がって気道をふさぎ、幾度となく呼吸が止まり、十分な睡眠をとることができない病気です。
この病気の症状が見られる人は昼でも、睡魔に襲われ非常に危険です。適切な治療を受ければ、健康な人と何ら変わりなくなります。
SASスクリーニング検査を行いました
全社員に睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査を行いました。
当社では3回目です。
検査方法にはエアフローセンサ法とパルスオキシメーター法があります。
当社ではエアーフローセンサ法で行いました。
スクリーニング検査の結果
スクリーニングの検査結果はA~F基準で判断されます。
A 正常
B 正常の範囲内ですが若干睡眠時呼吸障害がイベントがあります。
C 軽度の睡眠呼吸障害
D 中程度の睡眠呼吸障害(要保健指導または要医療機関受診)
E 重症の睡眠時呼吸障害(要医療機関受診)
F 測定不能
検査結果がD基準~E基準のドライバ―には安全衛生管理者より指導があり、また自覚症状がある人には医療機関の受診を勧めます。
睡眠時無呼吸症候群の対策と治療
医療機関での治療はCPAP(シーパップ)両方が一般的です。
「Continuous Positive Airway Pressure」の頭文字をとって、「CPAP(シーパップ)療法:経鼻的持続陽圧呼吸療法」と呼ばれます。
有効な治療方法として現在欧米や日本国内で最も普及している治療方法です。
CPAP療法の原理は、寝ている間の無呼吸を防ぐために気道に空気を送り続けて気道を開けておくというもの。
CPAP装置からエアチューブを伝い、鼻に装着したマスクから気道へと空気が送り込まれます。
この方法は確かに効果があるそうですが、非常に装着が面倒です。何か他に簡な方法は?
簡易的な対策~ナステントクラッシクとブリーズライト~
実際私は判定が、C基準でした。常日頃鼻詰まりで、毎晩ではありませんが睡眠時に呼吸が苦しくなり、朝起きても疲れが取れていない日もあった感じです。
そこで治療ではない、簡易的な方法をいくつか試してみました。
これは私が実際行ったもので、その後当社ドライバ―にも紹介したことがあります。
① ナステントクラッシック
この『ナステントクラッシック』
ナステントクラシックは、鼻の穴に挿入して使用するシリコンゴム製チューブで
長さが数種類あります。
6種類の長さ(120mm~145mm)があり、また右鼻用と左鼻用があります。
比較的鼻の通りのよい方に挿入します。
また、硬さが2種類あり、ソフトとハード(ハードは症状の強い方用)があります。
薬局やドラッグストア等の店舗で購入することが出来ます。
ネットでの購入も可能です。
購入の際にはフィッティングが必要です。取扱店や販売薬局でもできる所があります。
私は薬局でフィッティングをしました。
フィッティングを行うことで、自分に合った適切な長さと硬さを選択し、喉に違和感の出ないものを使います。
寝ている間、鼻から挿入して、喉ちんこの手前まで入れていますので、喉ちんこに当たると非常に不快です。
チューブを鼻から喉まで入れて、気道を確保するので、これが入っている間は呼吸の流れができて、呼吸が苦しくありません。
ナステントクラシックは、ひとつひとつ個別に包装されていて、一回きりの使い捨てです。
柔らかくデリケートな鼻の中の粘膜に触れるものなので、ジェル状の潤滑剤が塗布されていて、挿入もスムーズです。
ナステントクラシックは、発売当初は1箱7個入りで、4536円(税込み)で単純に考えると一晩約600円かかります。使い捨てタイプで600円ではコスパは非常に悪いです。問題は使い勝手よりも金額です。
現在でもAmazon等のネットで購入しても1箱3000円(税込み)位はしますので、一晩約400円以上かかりますね。
フィッティングをしっかりすると使用感はいい感じでした。私は2回フィッティングをしました。1回目は適当に選んでしまったので、出来れば長さを2種類試してみたら良いと思います。
② マウスピース
マウスピースも使用してみてみましたが、使い心地はイマイチでした。保険適用のマウスピースなので、1万円台でしたが、どうしても睡眠中、口の中で違和感があり、慣れなくてスッキリしませんでした。
これは作ってもらうお医者さんによって違いがあるかもしれませんが。
③ ブリーズライトと点鼻薬
最終的にこれです。就寝前に点鼻薬をシュッ、シュッと2回。そしてこれ!
『ブリーズライトエクストラ』です。従来の鼻孔拡張テープよりも強力です。
スタンダードやライト等ありますが、これが一番。朝まではがれたりしません。
値段も1枚100円台でいけます。
私くらいの軽い鼻づまり程度であれば、この方法でしっかり熟睡できます。この方法でもう2年~3年は過ごしています。
快適な睡眠は健康的な生活をしていくために非常に重要ですので、是非参考にしてください。